なんだか妙にはっきりした絵が現れました。 描けという事か? 描きたいという事か? 後者だな。 昔から絵は好きだったけど、本格的に描き始めたのはロンドンにいた頃。 当時住んでいた部屋の壁が真っ白で、ライトは裸電球。 その部屋が何となくギャラリーっぽく見えて、そんなギャラリーに飾るとしたら 自分だったらこんな感じかな、となんとなく描き始めたのです。 初めてみると思った以上にハマったので、続けるようになったという運びです。 原点がここなので、私は特に、自分の絵で人に何かを感じて欲しいとか、 そういう事を思った事がありません。 まあ、大抵の場合、見た人は「気持ち悪い」とか「怖い」とか言う訳ですが。 だからなのか、「これを見たから、何か価値観代わるでしょう?ね?」とか 「私はこれによって、これこれこういう事を感じて欲しいの!」 みたいな絵や音楽は、押し付けがましくて殆ど苦手です。 言葉は悪いですが、そんな個人のマスターベーションじみた価値観に感化される程、阿呆ではないのです。 誰に対して喧嘩を売っているんだ?私は、、 いやいやそんなんじゃなくて。 自分の、自分による、自分の為の絵や音楽。要は空間。 これさえ確立されていれば、それでいいじゃない。そう思う訳です。 Just be simple and cool, this is what I want to be. かつて、友人が言っていたこの言葉を、不意に思い出した本日でした。
by zuhura-ikudon
| 2009-06-23 23:08
| art
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